インプラント

2024.01.06

どんなときに抜歯が必要になる?抜歯後の治療も解説

 

歯の抜歯をしたことはありますか?自分の歯を抜くので、できれば避けたいですよね。今回は、歯の抜歯が必要になる原因と抜歯後の治療法について解説していきます。

 

◆抜歯の原因

 

1. 虫歯の進行が激しい場合

虫歯の段階はC1~C4があり、C4まで虫歯が進行すると抜歯が検討されます。C4まで進行する過程では痛みを繰り返すこともあるので、違和感を感じたら早めに歯科医院へ行きましょう。

2. 重度の歯周病

歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けて歯がぐらぐらしてきます。そうなると抜歯が必要となります。

3. 親知らずの問題

親知らずが生えてくる際、十分なスペースがなかったり、または不正確な位置にある場合、他の歯や歯ぐきに影響を与える可能性があります。また、まっすぐ生えてこないこともあります。この場合、抜歯が選択されることがあります。親知らずを抜歯した場合は、抜歯後の治療は必要ないことがほとんどです。

4. 歯の折れや欠損

外傷や事故によって歯が折れたり、完全に欠損した場合、抜歯が必要な場合があります。損傷が深刻で修復が難しい場合、歯を抜くことが最良の選択となります。

5. 歯科矯正のためのスペース確保

 歯科矯正治療の一環として、歯を移動させるためにスペースを確保する必要がある場合、歯を抜くことがあります。

6. 根尖病変や歯髄炎

歯の根の先に炎症や感染が広がった場合、根管治療が不可能であったり、再発が繰り返される場合には、歯を抜くことが検討されます。

 

◆抜歯後の治療法

 

歯を抜いたらそれで終わり・・・ではありません。抜歯後の治療も重要です。歯が抜けたまま放置すると、空いたスペースを埋めようとして横の歯が倒れてきたり、噛み合う歯が出てきたりします。歯並びが崩れて、虫歯や歯周病リスクが上がったり、かみ合わせが悪くなったりします。

1. インプラント

歯を失った部分の骨に、人工の歯根を埋め込み歯を取り付けます。ご自身の歯と同じような使い心地で、硬いものも噛めます。見た目や発音も問題ありません。
保険が適用されないため、ほかの治療法と比べると高価になります。

2. ブリッジ

失った歯の両どなりの歯を土台に、数本つながったかぶせ物をする方法です。しっかり噛むことができ、素材をセラミックにすれば見た目も問題ありません。
保険適用の材料と自由診療の材料があります。
ブリッジ治療は、失った歯の本数が多いと適用できないことがあります。

3. 入れ歯

簡便に作成することができますが、見た目や発音に支障をきたす可能性があります。また、失った歯の本数が多く入れ歯の部位ばかりになると、硬いものが噛めなくなります。

 

◆まとめ

 

虫歯や歯周病が原因の抜歯はなるべく避けた方が望ましいです。定期的に歯科医院で検診を受け、ご自身の歯をなるべく多く、永く残せるようにしましょう。

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