インプラント

2023.06.15

虫歯だけじゃない!?歯を失う原因

  1. 歯を失うというと、虫歯をイメージするかもしれません。しかし、虫歯以外にも歯を失う原因があります。
  2. 歯を失う原因

1位 歯周病
2位 虫歯
3位 破折

  1. 歯周病
  2. 歯周病は、歯肉の炎症や歯周組織の破壊を引き起こす病気です。歯垢や歯石の蓄積、不適切な口腔衛生、喫煙、遺伝的要因などが原因となります。歯周病が進行すると、歯を支える骨や歯根の組織が破壊され、歯がぐらついたり抜け落ちたりすることがあります。

虫歯と異なり、痛みなどの症状が出にくく、本人が気づかないうちに悪化していることがよくあります。

  1. 虫歯
    不適切な口内衛生や、糖分の摂取が多い食生活、定期的な歯科検診の欠如などが原因で、虫歯が進行し、歯の組織を破壊することがあります。虫歯が進行すると、歯を保護する組織であるエナメル質や象牙質が破壊され、歯を失う可能性があります。

  2. 破折
    破折の原因は、外傷もありますが、虫歯治療の過程で根管治療で弱くなった歯が折れてしまうケースが多いです。

  3. 外傷: 事故やスポーツのけがなどによる外傷も歯を失う原因となります。強い衝撃が加わると、歯が折れたり抜け落ちたりすることがあります。

  4. 根管治療で歯が弱くなっている: 根管治療は歯の神経や血管を取り除き、歯を保存する治療法です。しかし、合併症や感染のリスクがあり、治療が十分に行われない場合や治療後のケアが不十分な場合には、歯を失うことがあります。

  5. 不適切な入れ歯やブリッジ
    入れ歯やブリッジは歯の欠損を補うための方法ですが、不適切な装着やケアが行われると、周囲の歯や組織にダメージを与え、歯を失う原因となることがあります。

歯を失った後の治療法

インプラント
歯を失った部分の骨に人工的な歯根を埋め込み、その上にかぶせ物をつける治療法です。ご自身と同じような見た目、噛み心地を取り戻すことができます。硬いものも噛むことができ、発音もスムーズにできます。

ブリッジ
歯を失った部分の両側の歯を支柱にして、橋のように3本つながったかぶせ物をする治療法です。失った歯が2本分の場合は、4本つながったかぶせ物になります。見た目や噛み心地は、ある程度ご自身の歯と同じようになりますが、両側の歯を削らなければならなず、その後も本来は3本で歯で支える力を2本の歯で支えるため、歯の寿命が短くなるというデメリットがあります。また、失った歯の本数が多い場合は、適用できないこともあります。

入れ歯
プラスチックの歯と歯茎を入れ、金属やプラスチックの留め金で固定します。簡便に作成することができますが、見た目、噛み心地はご自身の歯のようにはなりません。違和感がなくなるまでは、しばらく時間がかかります。また、留め金のかかっている歯に負担がかかる、入れ歯の下に食べかすが挟まる、取り外してお手入れが必要などのデメリットもあります。

 

歯を失った後の治療はさまざまありますが、一番はご自身の歯を残すことが最善です。歯の健康を維持するためには、毎食後の適切な歯磨き、定期的な歯科検診、バランスの取れた食事、タバコの禁煙などが重要です。1本でも多く、ご自身の歯を残したいですね。

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